Visual Studio Code での Spring Boot
Visual Studio Code は、Spring Boot アプリケーション開発者にとって理想的な軽量開発環境であり、いくつかの便利な VS Code 拡張機能があります。
上記のすべての拡張機能を含む Spring Boot Extension Pack をインストールすることをお勧めします。
以下の機能を使用する際に問題が発生した場合は、Issue を開いてお問い合わせください。
前提条件
Visual Studio Code で Spring Boot アプリケーションを開発するには、以下をインストールする必要があります。
Extension Pack for Java をインストールする
Spring Boot Extension Pack をインストールする
注: 開始方法の詳細については、Java 入門チュートリアルをご覧ください。
Java Spring Boot 開発を始めるにあたって、便利な拡張機能、設定、および Java Spring Boot コードスニペットを含む Java Spring プロファイルテンプレートを使用できます。
プロジェクトの作成
Spring Initializr 拡張機能を使用すると、依存関係を検索し、新しい Spring Boot プロジェクトを生成できます。
インストールするには、VS Code を起動し、拡張機能ビュー (⇧⌘X (Windows、Linux Ctrl+Shift+X)) から、vscode-spring-initializr
を検索します。
拡張機能をインストールしたら、コマンドパレット (⇧⌘P (Windows、Linux Ctrl+Shift+P)) を開き、Spring Initializr
と入力して Maven または Gradle プロジェクトの生成を開始し、ウィザードに従います。
プロジェクトの編集
Spring Initializr 拡張機能を使用すると、新しい Spring Boot プロジェクトを生成した後で依存関係を追加できます。
pom.xml
ファイルに移動し、右クリックして Add starters... を選択します。ドロップダウンに、√
で始まる既存の依存関係が表示されます。プロジェクトに追加する他の依存関係を検索できます。または、既存の依存関係をクリックして削除することもできます。
アプリケーションの開発
Spring Boot Tools 拡張機能には、Spring Boot application.properties
、application.yml
、および .java
ファイルを操作するための豊富な言語サポートが含まれています。
この拡張機能は、次の機能をサポートしています。
- ワークスペース内の Spring 要素への迅速なナビゲーション
- Spring 固有のコンポーネントに対するスマートなコード補完
- 実行中の Spring アプリへのクイックアクセス
- ライブアプリケーション情報
- コードテンプレート
同様のコード補完および検証機能は、.properties
および .yml
ファイルでも利用できます。
これらの機能の使用方法については、詳細な使用ガイドをご覧ください。
以下は、ライブアプリケーション情報の例です。
アプリケーションの実行
アプリケーションを実行するために F5 を使用することに加えて、Spring Boot Dashboard 拡張機能を使用すると、ワークスペース内のすべての利用可能な Spring Boot プロジェクトを表示および管理したり、プロジェクトをすばやく開始、停止、またはデバッグしたりできます。
次のステップ
- Java Spring プロファイルテンプレート - 厳選された拡張機能、設定、およびスニペットを含む新しいプロファイルを作成します。
- Web アプリをデプロイするには、VS Code での Java Web アプリをご覧ください。
- Web アプリをコンテナー化して Docker コンテナーとしてデプロイするには、VS Code の Docker をご確認ください。
- Java デバッグ機能の詳細については、Java の実行とデバッグをご覧ください。