Visual Studio Code の Transact-SQL
VS Code Marketplace で入手できる mssql 拡張機能を使用すると、Visual Studio Code を Transact-SQL (T-SQL) 開発用の強力なエディターに変えることができます。mssql 拡張機能は、オンプレミス、あらゆるクラウド、Azure SQL Database、および Azure SQL Data Warehouse で実行されている SQL Server と連携するように最適化されています。
SQL データベースに接続し、T-SQL コードを入力し、T-SQL コードを実行し、結果を表示し、JSON または CSV ファイルとして結果を保存します。T-SQL コードを入力すると、T-SQL IntelliSense (コード補完)、構文強調表示、リンティング、コードナビゲーション、コードスニペットなど、豊富な T-SQL 言語機能を利用できます。
VS Code をダウンロード - まだ VS Code をダウンロードしていない場合は、お使いのプラットフォーム (Linux、macOS、または Windows) 用にすばやくインストールしてください。
T-SQL サポートのインストール
VS Code に T-SQL 言語サポートを追加するには、VS Code Marketplace から mssql 拡張機能を次のようにインストールします。
- VS Code のサイド バーから 拡張機能 ビューを開きます (⇧⌘X (Windows、Linux の場合は Ctrl+Shift+X))。
- 検索バーに「mssql」と入力し、インストール をクリックし、プロンプトが表示されたら VS Code をリロードします。
T-SQL の接続と実行
オンプレミス、あらゆるクラウド、Azure SQL Database、および Azure SQL Data Warehouse で実行されている SQL Server に簡単に接続できます。その後、T-SQL ステートメントとバッチを実行して、結果とメッセージをすべて VS Code 内で表示できます。最近の接続はセッション間で保存されるため、データベースにすばやく再接続できます。
結果の表示と保存
T-SQL コードを実行すると、結果とメッセージが表示されます。数回クリックするだけで、結果を JSON または CSV ファイルとして保存し、アプリケーションでデータを使用できます。
T-SQL IntelliSense
エディターで T-SQL コードを入力すると、VS Code は T-SQL キーワードのインテリジェントなコード補完、スキーマオブジェクト名 (テーブル、列、ビュー) の候補、およびデータベースに接続されている場合は関数およびプロシージャのパラメーターヘルプを提供します。
Linting
リンティングは、潜在的な構文エラーがないか T-SQL コードを分析するものです。Visual Studio Code を使用すると、入力中に T-SQL コード内のエラーや警告にすばやく移動できます。
定義の Peek/定義へ移動
T-SQL コードを入力しながら、定義の Peek または 定義へ移動 を使用して、データベース内のテーブル、関数、プロシージャなどのスキーマオブジェクトの定義をすばやく参照できます。
スニペット
T-SQL スニペットは、一般的に使用される T-SQL ステートメントのコードテンプレートを提供します。「sql」と入力すると、T-SQL スニペットのリストが表示されます。
次のステップ
- 無料の SQL Server 2017 Developer Edition をダウンロードします。
- Visual Studio Code Marketplace から mssql 拡張機能をインストールします。
- SQL Server を使用してアプリを構築 - お気に入りのプログラミング言語を使用して、macOS、Linux、Windows で SQL Server の使用を開始します。
- GitHub で mssql 拡張機能に貢献します。バグ報告や機能提案は、弊社の GitHub Issue Tracker にてお寄せください。