VS Code リモート開発

Visual Studio Code リモート開発を使用すると、コンテナー、リモートマシン、または Windows Subsystem for Linux (WSL) をフル機能の開発環境として使用できます。次のことが可能になります。

  • デプロイ先のオペレーティングシステムと同じオペレーティングシステム上で開発したり、より大型またはより特殊なハードウェアを使用したりできます。
  • ローカルマシンの構成に影響を与えないように、開発環境を分離します。
  • 新規コントリビューターが簡単に始められるようにし、全員が整合性のある環境を維持できるようにします。
  • ローカル OS で利用できないツールやランタイムを使用したり、それらの複数のバージョンを管理したりします。
  • Windows Subsystem for Linux を使用して、Linux にデプロイされたアプリケーションを開発します。
  • 複数のマシンまたは場所から既存の開発環境にアクセスします。
  • 顧客サイトやクラウドなど、別の場所で実行されているアプリケーションをデバッグします。

これらの利点を得るために、ソースコードをローカルマシンに置く必要はありません。「Remote Development extension pack」の各拡張機能は、コマンドや他の拡張機能をコンテナー内、WSL 内、またはリモートマシン上で直接実行できるため、ローカルで実行している場合とまったく同じように感じられます。これらの拡張機能は、リモート OS に VS Code Server をインストールします。サーバーは、リモート OS 上の既存の VS Code インストールとは独立しています。

Architecture

はじめに

Remote Development extension pack

Remote Development extension pack には、4 つの拡張機能が含まれています。それぞれの使用を開始するには、次の記事を参照してください。

  • Remote - SSH - SSH を使用してリモートマシン/VM 上のフォルダーを開き、任意の場所に接続します。
  • Dev Containers - コンテナー内(またはコンテナーにマウントされた)で、別のツールチェーンまたはコンテナーベースのアプリケーションを使用します。
  • WSL - Windows Subsystem for Linux で Linux を利用した開発エクスペリエンスを実現します。
  • Remote - Tunnels - SSH を構成せずに、セキュアトンネルを介してリモートマシンに接続します。

ほとんどの VS Code 拡張機能はリモート環境で修正なしで動作するはずですが、拡張機能の作成者は、「Supporting Remote Development」で詳細を確認できます。

リモートチュートリアル

以下のチュートリアルでは、Remote Development 拡張機能を使用して Visual Studio Code を実行する方法について説明します。

チュートリアル 説明
SSH 経由のリモート SSH 経由で Visual Studio Code を使用して、リモートおよび仮想マシンに接続します。
WSL で作業する Windows Subsystem for Linux で Visual Studio Code を実行します。
コンテナーで開発する Docker コンテナーで Visual Studio Code を実行します。
GitHub Codespaces Visual Studio Code で codespace に接続します。

GitHub Codespaces

GitHub Codespaces は、ユーザー向けに管理されたリモート開発環境を提供します。クラウドでホストされる開発環境を構成および作成でき、必要なときにスピンアップして利用できます。

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