カスタムエージェントの紹介
カスタムエージェントは本当に強力なのか?
短い回答:はい。ただし、それが実際に何であり、どのように適切に使用するかを理解している場合に限ります。
このガイドでは、カスタムエージェントとは何か、どのように機能するか、そして実際にゼロから構築してワークフローでどのように使用するかを解説します。
前提条件
始める前に:VS Code Insidersがインストールされていること、GitHub CopilotとGitHub Copilot Chatの拡張機能が設定され、サインインしている必要があります。
カスタムエージェントとは?
カスタムエージェントを使用すると、AIが特定の役割を担うように構成できます。
汎用的なアシスタントではなく、明確な目的、動作、スコープを持つペルソナを定義します。これは、セキュリティレビュー担当者、プランナー、ソリューションアーキテクトのようなものになります。
各エージェントは独自の以下を持つことができます。
- 指示と動作
- ツールへのアクセス
- プロジェクトの理解
これにより、AIは単なる汎用アシスタントから、役割に特化した協力者へと変化します。
どこで見つけるか
カスタムエージェントは、チャットを開いて歯車アイコンを選択することでアクセスできる「エージェント」セクションの「エージェントのカスタマイズ」ビューで簡単に確認できます。

ここから、組み込みエージェントや作成したカスタムエージェントを表示できます。それぞれが、必要に応じて有効化できる専門的な役割を表しています。
例:セキュリティレビュー担当エージェント
画像プレースホルダー — ドロップダウンまたは@メンションで選択されたエージェント
一例として、セキュリティレビュー用に設計されたカスタムエージェントがあります。
このエージェントが有効になると、脆弱性の特定、シークレットの監査、コード内の潜在的なリスクの分析に特化して集中します。
一般的なフィードバックを提供するのではなく、セキュリティ上の懸念に基づいて出力を構成し、重大度別に結果を分類します。
画像プレースホルダー — 分類されたセキュリティ結果を示すチャット出力
これは、定義された役割に基づいてAIの動作がどのように変わるかを示す良い例です。
カスタムエージェントが重要な理由
カスタムエージェントがなければ、すべてを単一の汎用アシスタントに頼ることになります。
カスタムエージェントを使えば、タスクに応じて専門的な役割を切り替えることができます。これにより以下が実現します。
- より焦点を絞った適切な出力
- 特定のタスクとのより良い整合性
- 回答の明確な構造
コンテキストを繰り返し説明する代わりに、適切なエージェントを選択してタスクを処理させることができます。
カスタムエージェントの作成
カスタムエージェントを作成する最も簡単な方法の一つは、Copilotに助けを求めることです。
例えば、自分のプロジェクトについて説明し、ニーズに合わせたエージェントを提案してもらうことができます。Copilotは以下を生成できます。
- エージェントの定義
- その役割
- それが役立つ理由

このアプローチは、単にコードを書くことだけでなく、ワークフローの設計を考えるのに役立ちます。
例:アーケードアプリ構築エージェント

この例では、Copilotはアーケードをテーマにした電卓プロジェクト向けに特別に設計されたエージェントを提案しています。
このエージェントは以下を備えて構築されています。
- プロジェクトのアーキテクチャの把握
- UIテーマとスタイリングの知識
- コーディングパターンの整合性
単なるコード生成ではありません。プロジェクト全体のコンテキストを適用しています。
エージェントの使用

作成後は、カスタムエージェントの使用は簡単です。ドロップダウンから選択するか、チャットで直接参照します。
新しい電卓アプリの構築などをお願いすると、定義されたすべてのルールとコンテキストが自動的に適用されます。
例:新しいアプリの構築

この例では、チップ計算機を作成するためにエージェントが使用されています。
興味深いのは、新しいアプリが元のプロジェクトの特性を引き継ぐ点です。
- 視覚スタイルとテーマ
- 効果音
- 構造パターン
エージェントは、要件を再定義することなく一貫性を保ちます。
なぜこれが重要なのか
カスタムエージェントは、単なる自動化を超えています。
タスク全体でコンテキスト、動作、意図を保持する再利用可能な役割を定義できます。つまり、毎回ゼロから始める必要がなくなります。
代わりに、プロジェクトを理解し、その理解を一貫して適用するシステムと連携することになります。
カスタムエージェントは、以下のシフトを象徴しています。
単一のアシスタント → スペシャリストのチーム
一人のAIですべてを行うのではなく、特定の役割に最適化された複数のエージェントを作成します。
次のステップ
カスタムエージェントは、AIに対する構造化された役割ベースの制御を提供します。
さらに進んで、プロンプトなしで自動的に動作をトリガーしたい場合は、次のステップとして「フック」を探求することをお勧めします。